音楽のジャンルを越えた名盤「アフィロディーテの祈り」から
個人的な感想になってしまいますが、
日本でリリースしたジャズヴォーカルの
アルバムとしては「超」が付くくらいの名盤
「アフィロディーテの祈り」から1曲ピックアップしました。
「ジャニスイアン」作曲で、レコードでは
A面の4曲目の収録されています。
「Orchids」とは蘭の花のことを言い、
温室で育まれた蘭の花の様に
ふたりの愛は弱くて脆い。
夏の情熱は失われ、今は冬の寒さの様に
冷え切ってしまい別れたばかりの事を
歌ったバラードです。
曲調はコスモポリタンなカントリー(カントリーポリタン)だと
ノーマンシュワルツは解説しています。
今回取り上げたアルバム「アフィロディーテの祈り」は
1979年に「スイングジャーナル誌 ジャズ・ディスク大賞 特別賞」を
受賞しており、新譜の時からすでに名盤となっています。
バックミュージシャンはロンドンフィルの演奏者
ミュージシャンの編成は、
リズムセクションと弦楽器、本管楽器だけです。
P:ポール ハート
G:ジョー ベック
Dr:デイブ マトックス
B:ブライアン オジャース
Perc:ルイス ジョルディン トニー ウタ
Flute:フランク ストロンガー
他にフルート、クラリネット、オーボエ
ハープ、バックコーラス
指揮者:ジャック ロススタイン
ロンドンロイヤルハーモニックオーケストラから
ミュージシャンが参加していることがこの曲に
深い印象を植え付けています。
秋から冬にかけてBGMt押して聞きたい1曲です。
残念ながら現在新譜で発売されていません。
廃盤になっていて入手は困難だと思われます。
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