ザ・ウイークエンドがサンプリングした曲
カナダ出身のR&Bシンガー「The Weekend(ザ・ウイークエンド)」が
2022年1月にリリースした「Dawn FM」に収録された中に、
日本のアーティストの楽曲がサンプリングされていることが、
一部のメディアで話題になりました。
「The Weekend(ザ・ウイークエンド)」が
サンプリングした曲のタイトルは、「Out of Time」
サンプリングされた日本の曲は、
「亜蘭知子」が1983年にリリースしたフルアルバム「浮遊空間」の
5曲目に収録されている「Midnight Pretenders」。
この曲の作詞を亜蘭知子、作曲が織田哲郎のゴールデンコンビ。
シングルカットはされていないのは残念なことかもしれませんね。
しかし、「The Weekend(ウイークエンド)」が取り上げてことで
YouTubeで聞くことが出来ます(嬉)
原曲とサンプリング曲を比較
原曲はこちら↓ ↓ ↓ ↓ ↓↓
出典元 YouTube
大都会でビジネスにプライベートと忙しく生きている
キャリアレディが束の間の気まぐれタイムの心情が歌われています。
ふと疲れた時にそばにいてくれる彼氏。
心をサッとよぎる現実逃避願望。
湧き上がる感情をストレートに告げる勇気のない
女心が、ダンサンブルなメロディと伴流れていきます。
「The Weekend(ウイークエンド)」がサンプリングした曲はこちら
出典元 YouTube
原曲と比べるとよりポップ感が増している気がしますね。
1983年当時の日本のアレンジと2021年にアレンジした違いや
本家が女性シンガー、で海外アーティストが男性ということも
曲の違いが感じられます。
また、アウトロ部を俳優の「ジム・キャリー」が
ナレーションしているのも聞きどころです。
「The Weekend(ザ・ウイークエンド)」の「Out of Time」は、
2022年1月のビルボードホットランキングでは、
最高位32位にクレジットされています。
The Weekend(ザ・ウイークエンド)というアーティストについて
「The Weekend(ザ・ウイークエンド)」は
カナダ出身のシンガーソングライター音楽プロデュースも手掛けています。
音楽のジャンルはR&Bですが、フランク・オーシャンやミゲルらと共に、
コンテンポラリーR&Bの新しいスタイル「オルタナティブR&B」を
確立したと言われています。
本名は「Abel Makkonen Tesfaye(エイベル・マッコネン・テスファイ)」
1990年にカナダ オンタリオ州トロントで生まれました。
音楽活動は2010年頃で、同年12月に「YouTube」に
「What You Need」
「Loft Music」
「The Morning」の
3曲をアップロードしたところ、注目されました。
この切っ掛けがデビューといえるでしょうね。
2011年にはサンプリングを多用したことで脚光を浴び、
アメリカやイギリスの音楽メディアから注目されるようになりました。
2011年には
「House Of Balloons (ハウス・オブ・バルーンズ)」
「Thursday (サーズデイ)」
「Echoes Of Silence (エコーズ・オブ・サイレンス)」と
3作のミックスアルバムをリリースしています。
これ以降、アメリカの音楽シーンで話題を振りまき、
2022年も快進撃を続けています。
作詞家 亜蘭知子というアーティストについて
「亜蘭知子」は元々は作詞家で、19才で
日本の音楽シーンにデビューしました。
シンガーとして有名になったというよりは作詞家として
多くのアーティストの提供しています。
とは言っても、ソロアルバムもリリースしながら、
「織田哲郎」と共同企画ユニット
「渚のオールスターズ」に参加しているので
そちらで知った方もいると思います。
作詞家として楽曲を提供されたアーティストは
「三原じゅん子 」「セクシー・ナイト」
「TUBE」
「シーズン・イン・ザ・サン」
「SUMMER DREAM」
「BEACH TIME」
「DANCE WITH YOU」など20曲。
「B’z」「Nothing To Change」
「西城秀樹」「潮騒」
「南野陽子」「KISSしてロンリネス」
「杉山清貴」「青空が目にしみる」
その他多数(あまりに多くてここでは書ききれません ( ノД`)シクシク…)
「亜蘭知子」さんのオフィシャルブログはこちらです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
亜蘭知子オフィシャルブログ
音楽用語 サンプリングとは
1980年代以降、「ヒップホップ」や「クラブミュージック」で
多用されるようになった音楽的な手法を言います。
アーティストが発表した原曲や音源の一部を取り出し、
新たな曲の一部として使うことを指します。
また、環境物を「サンプラー」という機器によって
録音加工された行為を呼ぶこともあります。
良くカバー曲と間違える方もいますが、
カバー曲は、原曲のイメージを保持しつつ、
オリジナルのアレンジを変え別のアーティストが
リリースしたものを指します。
また、本人がリリースしたものは「セルフカバー」と呼んでいます。
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