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4630万円誤振り込み問題は解決の方向へ?

Newspaper 世の中を見る, 時事私論

山口県阿武町が給付金4630万円を誤って振り込んだ問題

5月に入り、ニュース番組で度々取り上げられている
「山口県阿武町「4630万円返金」大騒動!」

5月18日現在、受け取った男性から、
返金したいと意思表示がされたようで
漸く解決の方向が見えてきたみたいです。

 

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臨時特別給付金の誤送金はなぜ起きた

ニュースで、ご存知の方が多いと思いますが、
「生活困窮者」に対して、「1世帯10万円」
国から支給する予定のものが、
なぜかしら、24歳の男性だけに送金されました。

山口県阿武町の町役場での事務処理上のミスから、
起きた事故?です。

本来は、463世帯に「10万円」を各口座に
振り込む予定の物が、何故1世帯にのみ送金されたか?

ただ単純なヒューマンエラーかもしれませんが、
本来であれば、起こしてはいけないミスのはずです。

実際、他の行政地区ではこのような間違いは起きていません。

山口県阿武町の町役場での送金の流れが良く分かりませんが、
お金の扱いにおいては、慎重になされてきたことと信じたいですね。

また、事務処理上送金を担当した職員一人の決済で
行うとは仏考えられませんが、町役場の人員数の関係で
今回のヒューマンエラーが起きたのかもしれません。

しかし、役所仕事には上司の決裁印が必要のはずだともうのですが、?

地方公務員って意外といい加減?

正直言って、公務員が完璧な仕事をする人ばかりではない事は、
ある程度の国民は知っているのではないでしょうか?

例えばですが、ある生活保護受給者が、
生活保護費以外に臨時雇いで少ない手当をもらった人がいます。

その人は、労働で得た手当を毎月、役所の生活保護担当者に
収入申告をしていました。

生活保護を受けていたその人は、
収入申告をしているのだから、生活保護費はきちんと
計算し直されて支給されているものだと思ていたのです。

しかし、ある理由があり、引っ越しをすることになり、
新しい町に住むことになり、そこでも生活保護の申請をして
保護費を受給していました。

 

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引っ越してから数か月経った時に、
以前住んでいた町の役所から、
「生活保護費を過支給していたから返せ」と
通告書がいきなり来たのです。

本人は驚いてしまいました。

「返還請求額は約50万円」

一括で返金することは出来ません。

何故なら生活保護費受給者だからです。

通常、返還請求は事前に本人確認後、
担当者と保護費受給者の間で話し合いがもたれるものです。
(文書を交わしたり、電話で話したり)

いきなりの請求に驚いた静保護受給者は、
「法テラス」を介して、弁護士に相談しました。

収入申告をした時に申請書類はコピーしていませんから
当然資料はなく、口頭で相談したそうです。

弁護士が間に入り、役所側に収入申告をした
履歴は残っていましたから、役所の担当公務員からは、
「確かに収入申告されていましたが、
それを元に支払額を計算していませんでした。」
書かれた文書が届き、その後請求してきた役所からは、
何も言ってこず、弁護士もお手上げ状態のまま、
放置されているようです。

このような事が、行政や担当部署では、
起こっていることを考えると、
今回の誤送金問題もある程度、
町役場にも責任があると思えてきます。

誤送金を受け取った男性の問題点

さて、受け取った側には問題はなかったおでしょうか?

誤送金をしてしまったことが分かった町役場は、
直ぐに相手男性宅に訪問して、返金請求を行いました。

当初、男性も返金する意志を見せていましたが、
なんだかんだ言いながら、返金を拒み続けていました。

そのうち、仕事を退職し、行方不明となったと
ニュースで入っていましたが、後日警察に相談、
弁護士を立てて話し合いを行う方向になっています。

「生活困窮者支援給付金」が送金される際、
通知書が送られてきます。

それで入金されたことを知る人もいます。

しかし、入金されたのちの通知書が送られてくることもあり、
たまたま、通帳記帳やネットバンキングで
自分の口座の残金を確認した時に振り込まれていることを
知る場合もあります。

誤送金を受け取った男性はどうやって、
口座にお金が振り込まれているのを知ったのでしょうか?

山口県阿武町には都市銀行・地方銀行がるのでしょうか?

もし都市銀行・地方銀行があれば、
スマホからネットバンキングで自分の口座確認ができます。
(スマホから確認したのかもしれませんね)

さて問題は、4630万円振り込まれた時に、
振込先の相手の名前も知っていながら、
町役場の担当者に「大金が振り込まれている」ことを
相談しなかったことです。

普通、理由もなく大金が自分の口座に振り込まれていたら、
疑うものなんですけどね。

この男性は「山口県阿武町って大金呉れるんだ💛」
とでも思ったのでしょうかね。

一言「あさはか、ばかだねェ」としか思えませんでした。

50~60年前の日本人なら、手を付ける人はいませんでした。

それほど日本人は、あさはかでも、愚かでもなく
常識を尊び、正しいことを息をするように
行う民族だったからです。
(現代の人でも同じことが言えますが、一部愚か者が間違いを起こします)

挙句の果てに「ネットカジノ」で全額使い込んだとの
ニュースにはあきれるばかりでした。

多分、「ネットカジノ」で資金を増やし、
一括返金でも夢見ていたのでしょうか?

世の中そんなに都合よくいかないものなんです。

ネットカジノって何?

「ネットカジノ」とテレビでは伝えていますが、
「インターネットカジノ(闇カジノ)」
「オンラインカジノ」の2種類があります。

 

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「ネットカジノ」で元手をなくした男性はどちらで
スッカラカンになったのでしょうか?

「インターネットカジノ(闇カジノ)」は、
日本国内での営業許可を持たず、実際の店舗の中で、
インターネットを通じてカジノゲームができる場所を提供
し、
その勝敗に応じて現金清算ができるサービスのことを指します。

「反社会的勢力」が絡んでいることが多いようです。

当然違法営業であり、賭博法に触れるので警察に捕まります。

それに対して、「オンラインカジノ」は、
海外に拠点を置き、その国の営業許可を取得し、
自社のウェブサイトで、カジノを楽しむことが出来ます。

勝てば、現金精算も出来ます。

もし、誤送金を受け取った男性が、
「インターネットカジノ(闇カジノ)」でお金を使い果たした場合は、
逮捕送検される可能性があります。

しかし、「オンラインカジノ」の場合は
逮捕されることがない可能性があります。

何故なら、日本の法律では処罰する法律がないから。

レアなケースでは逮捕者が出たこともありましたが、
罰金刑で済んだり、不起訴になっているようです。

今回の誤送金、未返金問題は、
どちらにしても、あぶく銭が泡と消えてしまっただけのことです。

結論として

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さすがに今回のこの問題は、男性の名前が
公開され、本人としては、追い詰められてしまったようです。

つまらない浮かれ気分に踊らされ、
大金をあっという間に使い込むなんて
愚かとしか言えませんね。

幸い、本人も返金しる意思を見せたようで、
刑事事件として扱うより、民事訴訟に今後移ると思うので、
町役場が提訴して5000万円強の金額を全額返すのか、
裁判でいくらかの免責を貰って減額された金額を返金するか、
分りませんが、満額返済義務を負っても、
毎月約15万円弱返していけば、60才くらいには
返金が終わるので、頑張るしかないですね。

それに、今回みたいに大金をつかむ人って、
仕事で成功したり、宝くじが当たったりして
再度大金をつかむこともあるかもしれませんから、
諦めずにコツコツと返していってほしいですね。

5/19追記

4630万円誤送金問題の男性逮捕?

山口県阿武町で463万円が担当職員の手違いで、
1個人の口座に振り込まれた誤送金問題で、
口座に入金されていたお金を使い込んだことにより、
24歳男性に対して警察が「電子計算機使用詐欺の疑い」
逮捕しました。

当初間違いに気づいた町職員が、振り込み当日に
男性宅に事情を説明し、返金するようお願いしました。

男性は一度は返金をする旨、町職員に伝えたのですが、
直ぐに実行せず、お金を別口座に移しました。

そして、数十回に分けて「オンラインカジノ」
遊んだ挙句、お金を使い果たしてしまいました。

その事では、警察は「賭博罪」に問えないと判断したのでしょう。

逮捕するためには、詐欺容疑で逮捕することに切り替えました。

今後、検察庁で起訴するか判断することになるでしょう。

阿武町に返金すると言いながら、実行しなかったことは
罪を問われても仕方ないのかもしれません。

民事訴訟に問われる

今回の事件では、刑事罰の対象になるかもしれませんが、
民事において請求されることは確かな事です。

しかし、民事訴訟の担当裁判官は、
どのように判断するか注目されるでしょう。

私個人としては、振り込み当日に全額返金手続きを
しておけば、これほど騒がれることはなかったと思います。

少なくても、振り込み手続きを担当した
町職員の諭旨処分で終わったかもしれません。

残念ながら、ここまで話題になってしまいましたが、
100%振り込まれたお金を使い込んだ男性が悪いとは思えません。

この様な犯罪を結果的には、誘発してしまった
阿武町町役場の責任も問うべきかと思います。

それは、担当職員1人を責めるのではなく、
チェック機能が働かなかった町役場全体の責任として
何らかの罰則を受けるべきかと思います。

この事件の全体を把握し、民事裁判官には、
公正な判断を求める次第です。

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