1969年にヒットしたThe Train
The Train 1969
「1910Fruitsgum Company」の名前を聞いて
思い出すヒット曲といえば「Simon Says」が有名です。
今回取り上げた「The Train」は日本ではヒットしましたが、
アメリカ本国では最高位57位を記録しています。
「The Train」のメロディーは、ポップで歯切れも良く、
アップテンポでノリの良い曲の仕上がっています。
バックで演奏しているホーンセクションが、
メロディをユニゾンで演奏しているので、
音に厚みが感じられます。
確かに今聞いてみると、多少の古臭さを感じるかもしれませんが、
シンセサイザーのない時代のピュアな楽器の音の
鮮明さに気付かれるでしょう。
名園とは言えないにしても、日本人の好むメロディは、
現代でも色あせる事無く輝いております。
1910Fruitgum Companyについて
「1910Fruitgum Company」は1965年に
音楽プロデューサーのジェフリー・カッツと
ソングライターのジェリー・カセネッツが企画し、
スタジオミュージシャンを集めて、架空にバンドとして
活動を始めました。
後に、実際のバンドとしてコンサート行いました。
代表曲として「サイモンセッズ」が有名ですが、
1970年に解散をしています。
しかし、1979年から1980年にかけて一時的に復活し
短期間でしたが、コンサートを行っています。
その後、1999年に再度結成され、2019年現在、
1960年代にヒットした他の曲や自分たちの曲を披露しています。
1910Fruitgum Companyに代表されるバブルガム・ポップ
「1910Fruitgum Company」のサウンドは当時「バブルガム・ポップ」と呼ばれていました。
この「バブルガムガム・ポップ」は明るいメロディラインで
ティーンエイジャー向けのジャンルと括られていました。
特徴としてシンプルなハーモニー及び和音で構成され
比較的アップビートなリズムが多くありました。
はじける感じのキャッチなメロディから
「バブルガムガム・ポップ」と呼ばれたようです。
このジャンルで有名なアーティストは、
「モンキーズ」や「オズモンズ」などです。
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